ちゃんです。
先日、『渋谷 なだ万茶寮』@東急本店に行ってまいりました!1967年に開業した渋谷の東急本店は、2023年春に解体(閉店時期は未定とのこと)になるそうです。。今回は、"夏の味覚懐石"をいただいたのですが、次回の"秋の味覚懐石"、"冬の味覚懐石"の頃にまだ東急本店はあるのでしょうか…涙
少し話が反れますが、大好きな小田急百貨店新宿店本館も2022年9月末で営業終了と聞き、本当に悲しいです。。小田急は靴コーナーが充実していて、靴コーナーとハンカチコーナー、コスメコーナーをぐるぐる回るのがちゃんのお決まりコースでした。悲しいなぁ。。
再開発でどんどん新しい商業施設が完成していく中で、老朽化が進む昔からあるデパートがどんどん解体されていきますね。なんだか、寂しいような気もします。
さて、本日の本題
なだ万茶寮 ”夏の味覚懐石”
についてご紹介させてください!
旬菜
・空心菜の浸し
・シルク豆腐 雲丹
・蒸鶏と玉蜀黍のマスタード和え
・鰻ざく カリカリ梅
空心菜のお浸しの上には、スルメイカを揚げたものが乗っているのですが、これがまた美味しい…。うざくってなかなか食べる機会がなかったのですが、本当に…美味しかった…大きめにカットされたカリカリ梅が、これまた…美味しい!蒸し鶏もプリプリで、プリプリのコーンと相まってさっぱりと美味しくぺろっといただいた旬菜でした!
ちなみに、、、
ご一緒した方にアレルギーがあったため、お豆腐は湯葉に、蒸鶏のマスタード和えは夏野菜のジュレ的なものに変更くださいました!
吸物
・焼鮎の清汁 生海苔しんじょ 順菜
あゆって小さい頃に川で釣って焼いて食べたっきり、生臭いイメージもあってあまり食べる機会がなかったのですが、丁寧に下ごしらえされていて生臭さなんてまったくなく、柔らかくて美味しかった…!おつゆが美味しすぎて…。即完食。
造り
・本日の盛り合わせ
鱧、鮪、鯛、鯵の盛り合わせでした。ハモは梅肉、タイには玉ねぎのマリネが添えられていました。こんなにぷりぷりで立派なアジのお刺身(切り身が大きい)を見たことがないね、と話ながら美味しくいただきました。
煮物
・茄子釜
鱧の煮卸し ヤングコーン 万願寺甘唐 木の芽
器がナスでできていて、素材がカリッと揚げられて、ナスベースかな?とろみのついたお出汁に浸かったお料理でした。これが、もう、美味しすぎて、びっくりしちゃった、んです!贅沢にハモ、ヤングコーン、万願寺甘唐、ナスの天ぷらがカリカリ、お出汁ジュワッ、と最高のバランスでした。
木の芽ってどれのことだったんだろう〜と調べてみたら、
上に乗っていたお方ですか!
焼物
・和牛ロースト
ズッキーニ ハニーティム
・鰈西京焼
・出汁巻
・若桃ゼリー寄せ
お肉は中央のお醤油、お塩を付けていただきます。わざびが苦手なのですが、生わさびはつーんとくる辛さがまったくなく、お醤油と一緒にステーキに乗せて美味しくいただきました!
はじめて食べた若桃…若い桃…摘まれちゃったのですね…!硬いけれど甘く、桃そのものの味でした。
食事
・玉蜀黍の釜炊き
・香の物盛り合わせ
・味噌汁
素材に自信があるからこそのシンプルな調理法で、昆布出汁ととうもろこしだけで炊いてあるそうです。絶対に自宅では再現できない、繊細なお米の炊き加減で、お茶碗三杯食べました。
デザート
・特製マンゴープリン
・桃のわらび餅
・ライチシャーベット
マンゴープリンはパインやブルーベリー、小豆などが入っていました。桃のわらび餅は不思議な食感で、桃の繊維のあるわらび餅…というかんじでした…!ライチシャーベット、さっぱりしていてもっと食べたかったなー!
満腹!大満足!でした!
どのお料理も『美味しい!』の語彙力0な感想で申し訳ない気持ちでいっぱいですが、一貫して、お出汁の味が上品で優しくてペロリでした。(美味しくておいしくてずっと唸っていました。)
ついてくださった定員さんはとてもお若い方で、温かいお茶を常に提供してくれたり、お料理についてもしっかり説明してくれて、とても丁寧に接客くださいました。定員さんの『私、この料理好きです!』という感想を聞くと、お店に対する愛情が伝わってくるので「このお店に来てよかったな」と思います。(なので、メニューに悩んだ時に定員におススメを聞く面倒な客ですw)
お値段は、¥7,260円(消費税•サービス料込)でした。お値段の価値、あると思います!!また、秋の味覚で、必ず伺います!!!松茸かな!