独身アラフォーOLの交換日記

独身でアラフォーの『ちゃんこ』と『ちゃん』が、毎日必死に働いて生きる日常を綴った、自分たちを応援するためのブログです。1日おきに2人で書いてます。

1月のネイルと『モネ』展覧会!

ちゃんです。

1~2月のネイルは、12月と同じ青みピンクベースのガラスネイルにしました。

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やっぱりこのデザインが1番好きだなぁ。手も綺麗に見えるし!

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chankotochan.hatenablog.com

 

 

 

さて、上野の森美術館「モネ 連作の情景」に行ってきたので記録させてください!

 

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モネ 連作の情景

印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)は、自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残しました。同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して一瞬の表情や風の動き、時の移り変わりをカンヴァスに写し取った「連作」は、巨匠モネの画業から切り離して語ることはできません。移ろいゆく景色と、その全ての表情を描き留めようとしたモネの時と光に対する探究心が感じられる「連作」は、巨匠モネの画家としての芸術的精神を色濃く映し出していると言えるのかもしれません。
1874年に第1回印象派展が開催されてから150年の節目を迎えることを記念し、東京と大阪を会場に国内外のモネの代表作60点以上*が一堂に会す本展では、モネの代名詞として日本でも広く親しまれている〈積みわら〉〈睡蓮〉などをモティーフとした「連作」に焦点を当てながら、時間や光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿ります。また、サロン(官展)を離れ、印象派の旗手として活動を始めるきっかけとなった、日本初公開となる人物画の大作《昼食》を中心に、「印象派以前」の作品もご紹介し、モネの革新的な表現手法の一つである「連作」に至る過程を追います。展示作品のすべてがモネ作品となる、壮大なモネ芸術の世界をご堪能ください。

*東京展、大阪展で出品作品が一部異なります

 

今回は、『モネの連作絵画に焦点を当てた展覧会』となってます。

印象派」が誕生してから2024年で150年目を迎えるそうで、記念の展覧会だそうです。

 

連作って何よ、って感じですよね、ちゃんも思いました。

戸外制作時に見られるモティーフの一瞬の表情や風の動き、時の移り変わりに着目したモネは、同じ場所やテーマを異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して描き、「連作」という革新的な表現手法により発表しました。本展では、モネの代名詞として日本でも広く親しまれている「連作」に焦点を当てながら、時間と光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿ります。

同じテーマで何枚も絵画を描く、ということですね!

 

 

100%モネ!!展示作品のすべてがモネ。国内外40館以上から代表作を出品

印象派を立ち上げる以前のモネは人物画も多く手掛けていました。本展は、日本初公開となる人物画の大作《昼食》を中心にした「印象派以前」の作品から、〈積みわら〉や〈睡蓮〉などの多彩なモティーフの「連作」まで、展示作品のすべてがモネ。“100%モネ”の贅沢な展覧会です。海外30館以上を含む、国内外40館以上から集められた代表作を堪能できる、またとない機会となります。

 

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《睡蓮》1897-98年頃 油彩、カンヴァス 66.0×104.1cm
ロサンゼルス・カウンティ美術館
Los Angeles County Museum of Art, Mrs. Fred Hathaway Bixby Bequest, M.62.8.13,
photo © Museum Associates/LACMA

印象派展とかだと、有名なモネであっても数点しか飾られず、人気で人だかりができるのでゆっくり見ることができないのですが、今回はモネ展、全部モネなのでゆっくり見ることができましたよ!

絵画の詳しいことはわかりませんけど、モネの色使いとかってすごくきれいで、白や淡い青、ピンクや薄紫などで光の加減が描かれていて、本当にすごくすごく、、、素敵でした。

これが『光の画家』と言われる巨匠の絵なのですね。本当に光が入る感じとか、空からの光とか、素敵でした。

 

 

今回は、なんと珍しく一部写真の撮影がOKで(すごいですよね!)、でも、写真を撮ることに集中しちゃうとのはなんとなくその時見た印象が薄れちゃいそうでこわいなと思いつつ、、、有名な『睡蓮』は撮ってきましたよ!

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お土産も購入!

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美術館に行った時必ず買っている、マグネット、気に入った絵画のポストカード、一筆箋です!

 


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1番気に入った絵!ロンドンの霧と光の感じの色合いが…全体の構図も雰囲気も色合いも光な感じもすごくすごく素敵でした、、、。これも連作で、同じ構図で何枚も描かれていましたよ。

《チャリング・クロス橋、テムズ川1903年 ロンドン リヨン美術館

 


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モネーピー!

 


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ゴッホピーと一緒に撮影。ゴッホ展も、同じ上野の森美術館だったなー。(ブログがないなーと思ったら、2019年でまだ書いていない時でした、、、!)

 

 

モネさんの話に戻ります!

 

 

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クロード・モネさんはパリに生まれて、小さい頃からめっちゃ絵がうまくて、本格的に絵を学び始めたそうですよ。早いうちに見つけてもらえてよかったー!

日本の浮世絵に影響もされて、親日家だったそうで、なんかそういう話を聞くと嬉しいですよね。

80過ぎで目の手術をしたそうですが、86歳で亡くなられるまで絵画を描き続けていたようです。

そんな昔から白内障の手術があったことにびっくりですが、東京逓信病院さんの面白い記事を見つけたので貼らせてください。

 

白内障ではどのように見える? - 東京逓信病院

白内障ではどのように見える?

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白内障の患者さんには世の中がどのように見えているのでしょうか?

世界がどのように見えているかを他人が知るのはなかなか難しいことですが、それをうかがい知る数少ない例があります。それは、白内障になった画家が描く絵の変遷です。有名なのは印象派を代表するフランスの画家クロード・モネ(1840-1926)の例です(図7)

モネは睡蓮(すいれん)を好んで描き、同じ構図の絵もたくさんありますので、年とともにその色使いやタッチが変化していくのがよくわかります。この変化のおおきな原因になったのが、白内障といわれています。ここでは、1900年(60歳)に描いた「睡蓮の庭」という絵(図8)と白内障に苦しんでいた1923年(83歳)に描いた「ジベルニーの日本風歩道橋」という絵(図9)を比べてみましょう。

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同じ場所を描いているのですが、違いは一目瞭然です。1900年の作品では、睡蓮の葉や花がはっきりわかるように描いてあり、色調も青緑色が多く用いられています。ところが、1923年の作品になると、輪郭がぼんやりとしており、何を描いているのかはっきりしません。色調も全体に黄色味がかっています。この変化は、美術館や画集でモネの睡蓮の絵の変遷を実際に比べてご覧になるとよくわかると思います。
モネの描いた絵のタッチが年とともに変化してきた原因は、白内障で光がさえぎられて網膜まで達しなくなり、輪郭がぼんやりとしか見えなくなると同時に、青系の波長の短い光が混濁した水晶体を通らなくなったために、網膜に到達する光が赤・黄系の色だけになり、全体に黄色味がかった色になったからです。ただし、白内障による色の見え方の変化はゆっくり起こるために、画家のような特殊な才能を持った人以外は気づくことが少なく、多くの方は、白内障手術をして青系の光が網膜まで再び到達するようになって初めて、色の違いを感じるのです。実際に、白内障になって「世の中が黄色く見える」とおっしゃる方はほとんどおられず、白内障手術直後に「世の中が青白く見える」と皆さんおっしゃいます。これは赤ちゃんのときの見え方に戻ったのであって、手術のために青白く見えるようになったのではないのですが、ゆっくりゆっくり白内障が進行して色の見え方も気づかないうちに変化していたのが、手術によって急に本来の見え方に戻った為に正しい色なのに違和感を感じるのです。

イムリーですが、うちのボスが白内障の手術を受けるために病院の予約(なぜかちゃんに取らせる!自分でやってくれよ!)をして、白内障の話をよくしていたので、ボスもちゃんと見えてないんだな、と感じましたよ。ちゃんのことちゃんと見えてないのかよ!

 

しかしモネさん、職業柄、白内障になってしまうと大変だったでしょうね。見ていた風景を天才的なセンスで絵にしてたのに、今まで見えてたものが見えなくなって、モネさんも苦しんでいたのですね、、、。でも、白内障で見えてる世界もモネが絵画にすると素敵だから、天才ですね。。。

 

 

久しぶりに美術館に行ったのですが、普段ふれられない芸術にふれて、なんだか少し穏やかな気持ちになりましたよ。

 

そんな充実した休日でした!